ロッカーの処分方法9選|注意点や処分費用についても解説
木製やスチール製などの収納ロッカーは、事業所や自宅などさまざまな場所で便利に利用されています。買い替えなどで不用になったロッカーは、素材や大きさの面からどのように処分すればいいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ロッカーの処分方法について、どのような処分方法があるのか、おすすめの処分法や費用などについて解説しています。
目次
ロッカーの処分方法9選
本章では、ロッカーの処分方法9つを紹介していきます。ロッカーを処分するときに何を優先するのかによって、処分方法も変わってきます。
「なるべく安く処分したい」「できるだけ早く処分したい」などの優先度によって、自分に合った処分方法を選んでみてください。
- 自治体の粗大ごみとして処分する
- リサイクルショップで売却する
- ネットオークションに出品する
- フリマアプリに出品する
- メーカーの回収サービスを利用する
- 鉄くずとして売却する
- 欲しい人に譲る
- 引越し業者に依頼する
- 不用品回収業者に依頼する
自治体の粗大ごみとして処分する
自治体の粗大ごみとしてロッカーを処分すると、ほとんど費用をかけずに処分可能です。たとえば東京都葛飾区の場合は、ロッカーの大きさによって無料~3,200円で処分できます。
自治体で粗大ごみとして処分する場合、戸別収集と処理センターへの持ち込みの2通りを選べることが多いので、以下で詳しく説明します。
ロッカーを自治体の粗大ごみ戸別収集で処分する
自治体の戸別収集でロッカーを処分する場合は、事前に粗大ごみの予約・申し込みが必要です。自治体によっては無料のところもありますが、有料で数百円~数千円の費用がかかる場合もあります。
粗大ごみは自宅近くの集積所に排出できますが、集積所までは自分で運搬しなければなりません。大型のロッカーであれば一人では運搬できないため、家族や友人に手伝いを頼む必要があるでしょう。
自治体指定の処理施設にロッカーを自分で持ち込む
ロッカーを粗大ごみとして処理する場合、自治体指定の処理施設に自分で持ち込む方法もあります。持ち込みの場合は、戸別収集より料金を安く設定している自治体が多く、無料や戸別収集の半額での処分も可能です。
自治体の処理施設へロッカーを持ち込む場合は、自家用車での持ち込みになります。ロッカーなどの大きな家具は、自家用車に載せられず、レンタカーを借りる必要が出てくる場合もあるでしょう。
リサイクルショップで売却する
リサイクルショップで売却するのも、ロッカーを処分する方法のひとつです。リサイクルショップに持ち込めば、その場で査定してもらえるので、なるべく早く処分したいというときにおすすめです。
ロッカーが新品同様や、まだ使える状態であれば、買取金額が数千円程度になることもあります。逆に、ロッカーの状態が悪い場合は買取不可となる場合もありますので、ご注意ください。
ネットオークションに出品する
不用になったロッカーは、ネットオークションに出品してもいいでしょう。ネットオークションでは、ヴィンテージのロッカーなど希少なものは、高額で落札される可能性もあります。
Yahoo!オークション(ヤフオク)
日本最大規模のネットオークションサイト
モバオク
月額330円で売買し放題のネットオークションサイト
ネットオークションでは、入札者がいない場合落札されずに終了となります。オークションスタート価格を高く設定していると、なかなか入札者が出てこない状況もあるので、落札されるまでに時間がかかります。
ロッカーをすぐに売却したいと思うならば、別の方法を検討した方がいいでしょう。
フリマアプリに出品する
フリマアプリに不用になったロッカーを出品するのも、処分方法のひとつです。フリマアプリでは、出品者が送料を負担するパターンが多いので、大きなロッカーは送料が高額になり、利益がほとんど出ない状況になります。
フリマアプリで損をしないためには、送料を抑えるために直接引き取りに来てくれる人だけと取引するといいでしょう。利用者が多いフリマアプリであれば、近くに住んでいて直接引き取り可能という人も中にはいるはずです。
メーカーの回収サービスを利用する
一部の販売店やメーカーでは、新しい家具を購入する際に古い家具の回収してくれるサービスを実施しています。買い替え時に回収サービスがある販売店を利用すると、スムーズに古いロッカーを処分できるでしょう。
たとえば、コクヨではオフィス家具を購入した際に、同じ種類・同じサイズの古い家具を有料で引き取るサービスがあります。1~2人用のロッカーだと、4,400円で回収してもらえます。
新しいロッカーに買い替えの際には、こうした回収サービスを行っているメーカーや販売店を選んで購入するのもいいでしょう。
鉄くずとして売却する
スチール製のロッカーは、鉄くずとして廃棄物リサイクル業者に買い取ってもらえる場合があります。鉄くずの買取を行っている業者に、見積もりを依頼してみるといいでしょう。
鉄くずの状態や相場によって、ロッカーの場合だと数千円程度の買取価格になると思われます。
欲しい人に譲る
不用なロッカーが自宅にあるならば、欲しい人に譲る方法もあります。自宅に引き取りに来てもらえれば、自分ひとりで重いロッカーを運ぶことなく、不用なロッカーを処分できるでしょう。
ロッカーが欲しい人の探し方としては、「SNSで拡散してみる」「友人や知人に声をかけてみる」「自治体の掲示板などを利用して探す」などがあげられます。複数の方法で探してみると、欲しい人が見つかる可能性も高くなります。
ロッカーが欲しいという人が見つかるまでに時間がかかる場合もありますので、早くロッカーを処分したい場合は別の方法を検討しましょう。
引越し業者に依頼する
引越しにともない不用なロッカーを処分したいならば、引越し業者に不用品回収を依頼する手もあります。引越し業者の中には、不用品の回収や買取を行っている業者もありますので、業者の選定の際にチェックしてみてください。
サカイ引越センター
アーク引越センター
アリさんマークの引越社
引越し業者に不用品回収を行ってもらう場合、回収費用が必要になります。引越しの際に一度に不用品を処分できるのは便利ですが、費用が他の方法よりも高くなってしまうこともあるため、よく調べてから依頼するようにしましょう。
不用品回収業者に依頼する
ロッカーを処分したいときは、不用品回収業者に依頼するとスムーズに処分できるため、おすすめです。直接処理場に持ち込んだり、リサイクルショップに持ち込んだりする際には、自分たちで重いロッカーを運搬する必要があります。
不用品回収業者に依頼すると、ロッカーを家から運び出してトラックに積むまで、すべてスタッフが行ってくれます。安全に手間をかけずにロッカーを処分したいならば、不用品回収業者を利用しましょう。
ロッカーを処分するときに注意すべきポイント
ロッカーを処分するときに注意すべきポイントについて、解説していきます。知らずに行ってしまうと大きな問題になることも含まれていますので、今後ロッカーを処分する予定の方は、ぜひ目を通してみてください。
- 事業所で使っていたロッカーは処分方法に注意
- 売却や譲渡する場合はきれいにしておく
- 自分で処分する場合は運搬時に注意する
事業所で使っていたロッカーは処分方法に注意
事業所で使っていたロッカーは、一般の家庭から出るごみとは違い「事業系ごみ」として処分されます。事業系ごみの中でも金属を含むロッカーは「産業廃棄物」の扱いになり、自治体からの許可を受けた指定の業者でないと処分・運搬ができません。
事業所から出たごみを一般ごみとして排出するなど、適切な処理をしていないと、不法投棄で罰せられることもありますので注意が必要です。事業所で使っていたロッカーを処分するならば、必ず許可を得た業者を選んで依頼してください。
売却や譲渡する場合はきれいにしておく
不用になったロッカーを売却したり譲渡したりする場合は、きれいに清掃してから渡しましょう。売却の際はロッカーの外観や中の汚れが査定に影響しますし、譲渡の場合もなるべくきれいな状態で渡すのがマナーです。
ロッカーなどのスチール製の家具を清掃するときは、中性洗剤を使って拭き上げを行います。化学モップなど表面に薬品が浸透している清掃用品は、ロッカー表面の塗装に影響する可能性があるため避けた方がいいでしょう。
エコ助っ人スタッフ
自分で処分する場合は運搬時に注意する
ロッカーを自分で運搬する際には、破損やケガに注意して運びましょう。スチール製の3人用ロッカーだと、重さが50kg以上になります。
運搬の際には必ず複数人で行い、運搬時の動線上は障害物がない状態にしておきましょう。滑り止めのついた手袋を使用し、周囲の床や壁に傷がつかないようにダンボールなどで養生しておくと安心です。
ロッカーの運搬中、移動先に階段がある場合は、危険なので自分たちで運ぼうとせずにプロに任せた方がいいでしょう。不用品回収業者に依頼すると、搬出からトラックへの積込まですべてスタッフがやってくれるので、安全にロッカーを処分できておすすめです。
ロッカーの処分に必要な料金相場
ロッカーの処分にどれくらいの費用がかかるのか、料金相場を調べてみました。安く処分できる方法は、その分手間がかかる場合もあります。
費用と手間のバランスを考えて、自分の状況に合った処分方法を選択しましょう。
自治体の粗大ごみとして処分する | 0円~3,000円程度 |
---|---|
リサイクルショップで売却する | 0円 |
ネットオークションに出品する | 0円~数千円程度(送料負担分) |
フリマアプリに出品する | 0円~数千円程度(送料負担分) |
メーカーの回収サービスを利用する | 数千円~10,000円程度 |
鉄くずとして売却する | 0円 |
欲しい人に譲る | 0円 |
引越し業者に依頼する | 数千円程度~ |
不用品回収業者を利用する | 5,000円~ |
エコ助っ人スタッフ
ロッカーの処分を不用品回収業者に依頼する場合の注意点
ロッカーの処分に不用品回収業者を利用する場合、注意した方がいい点について解説していきます。初めて不用品回収業者を利用する方は、ぜひ参考にしてみてください。
必要な許可を持った業者に依頼する
ロッカーを処分する場合は、必要な許可を持った業者に依頼しましょう。不用品回収業者が持っておくべき資格は主に以下の3つです。
一般廃棄物収集運搬業許可
産業廃棄物収集運搬業許可
古物商許可
中でも一般廃棄物収集運搬業の許可は、家庭から出たごみを回収する際に必要な許可です。各自治体のホームページにて、一般廃棄物収集運搬業の許可業者を公開していますので、確認しておくといいでしょう。
産業廃棄物収集運搬業許可は、事業所からのごみを処分するのに必要な許可です。処分したいロッカーが会社や飲食店で使用していたものの場合は、産業廃棄物収集運搬業許可を得ている業者に依頼する必要があります。
複数の業者から見積もりを出してもらい比較する
不用品回収業者に依頼する際は、複数の業者に見積もりを依頼して料金を比較したうえで選ぶといいでしょう。複数の業者から見積もりを取得すると、不用品回収の費用の相場がわかるため、相場より高い業者に依頼してしまう損失を防げます。
不用品回収業者の見積もりは、ほとんどが無料で可能です。見積もりの際には、料金だけでなく担当者の対応は適切かどうか、質問にはきちんとその場で答えてくれるかどうか、作業員の身だしなみは整っているかなどもチェックしておきましょう。
補償制度のある業者に依頼する
不用品回収業者の中には、作業中の不慮の事故に対して損害賠償制度に加入している業者もいます。大きな家具を家の中から運び出す際には、床や壁に傷を付けてしまうことがないとも言い切れません。
マンションなどの集合住宅では、自分の部屋だけでなく、廊下などの共有部分も傷付けてしまったり破損してしまったりする可能性もあります。作業をする人たちはプロなので、頻繁に事故を起こしているわけではありませんが、万一の場合に備えて補償制度に加入している不用品回収業者が安心と言えるでしょう。
提示された処分費用が適切かどうか確認する
不用品回収業者を利用する際には、見積もりで提示された処分費用が適切かどうかを確認しましょう。
他の業者と相見積もりを出してもらう
インターネットで処分費用の相場を調べる
口コミサイトなどで他の人の処分費用を見てみる
不用品回収業者は、頻繁に利用するものでもないため、料金の相場がわかりにくく提示された費用が適切かどうか判断がつかないこともあるでしょう。上記の確認方法を参考に、損をしないように事前に調べてみてください。
ロッカーの処分なら「ECO助っ人」にご相談ください
不用なロッカーを処分したいときは「ECO助っ人」にご依頼ください。お見積もりは無料で行っていますので、お気軽にご相談いただけます。
「ECO助っ人」の特徴
ECO助っ人は、業界最安値を目指して尽力している不用品回収業者です。ECO助っ人は約7割が女性のお客様で、一人暮らしの方やご高齢の方も多数ご利用いただいています。
ベテランスタッフが親切丁寧な対応を心掛けておりますので、初めて不用品回収業者を利用される方も安心してお任せください。見積もりのご依頼は24時間365日対応していて、フリーダイヤルで受付できます。
お電話以外にも、メールやLINEで写真を送って見積もりも可能です。不用品回収なら、単品回収からごみ屋敷まで一手に引き受け可能な「ECO助っ人」をぜひご利用ください。
おすすめポイント | お得な定額パックあり |
---|---|
料金 | SSパック 5,000円~ |
営業時間 | 365日24時間受付可能 |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-136-034 |
公式サイト | https://pt-bank.jp/ |
【まとめ】ロッカーは自分の都合に合わせて処分しよう
本記事では、不用になったロッカーの処分について詳しく解説しました。大きくて重いロッカーは、自分で処分しようとするとすると、ケガをしたり家の床や壁を傷付けたりしてしまう可能性もあります。
ロッカーを安全に手間をかけずに処分するには、不用品回収業者の利用が最適でしょう。他にも、なるべく費用をかけずに処分したい人には自治体の戸別収集を利用する・人に譲るなどの方法もあります。
不用になったロッカーは、自分の都合に合わせてさまざまな処分方法が選べます。本記事を参考に、最適な処分方法を選んで処分しましょう。