ペット用品の処分方法を解説!種類別の捨て方や手放す前の準備とは?
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ボロボロになったオモチャや大きくなって着ることができなくなった服または小さい時に使っていたケージなどのペット用品は、不用になる瞬間がやってきます。ペット用品を処分したいときに困らないためにも、本記事ではペット用品の処分方法をご説明します。
目次
自治体でペット用品を処分する場合は何ゴミに分別する?
ペット用品にはケージ・キャリー・洋服・ペットシーツ・フードなど様々なものがあり、素材も違います。そのためペット用品を自治体で処分する場合は、素材によって各自治体の分別ルールに従う必要があります。
本項目では、ペット用品を処分する際のおおまかな分別ルールをご説明します。
ペットの洋服やペットシーツは可燃ゴミ
ペットの洋服やペットシーツは、可燃ゴミとして処分することができます。ペット用の洋服は人間のものと違い資源ゴミでは出せず、可燃ゴミとして出すように指定している自治体が多いので注意してください。
またペットクッションなども自治体指定のゴミ袋に入る場合は、可燃ゴミとして処分できますのでご安心ください。
金属製やプラスチック製などのおもちゃは不燃ゴミ
おもちゃは、素材が様々で多彩な製品があります。プラスチックでできたおもちゃはプラスチックゴミ、電池で動くおもちゃは分解してプラスチックと金属に分別して処分できます。
分解できない動くおもちゃは、電池を抜いた状態で不燃ゴミとして処分します。また不燃ゴミ・資源ゴミの分別方法も自治体によって違いがありますので、それぞれの自治体のルールに従いましょう。たとえば神戸市では、金属類・プラスチック類は不燃ゴミとして排出できます。
大型のペット用品は粗大ゴミ
不用となったペット用品が45Lのゴミ袋に入らない場合は、粗大ゴミとして処分する必要があります。ただし45Lゴミ袋に入るものでも、重すぎるものは粗大ゴミとして出さなければなりません。
神戸市では、5kgを超えたものは粗大ゴミとして排出する必要があります。また、神戸市では1回の粗大ゴミの搬出は5点までとなっており、5点を超える場合は別の日に予約を取る必要があるため事前に確認してください。
自治体以外でペット用品を処分する方法
ペット用品でまだ使用していないものは、自治体でゴミとして処分してしまう前に必要としている人がいないか探してください。特にケージといった大型のものや購入すると高価なものなどは、希望者が多くなる傾向にあります。
また、ペット用品を人に譲る以外にも、不用品回収業者に依頼する方法があります。基本的に使い古されたおもちゃや期限切れのペットフードなどは、不用品回収業者に依頼して処分してもらいましょう。
本項目では、ペット用品の処分に困らないように自治体以外でペット用品を処分する方法を5つ紹介します。
- 友人や知人に譲る
- フリマサイトやオークションに出品する
- ジモティーで希望者を探し譲る
- 動物保護団体などに寄付する
- 不用品回収業者を利用する
友人や知人に譲る
1番身近な方法は、同じ種類のペットを飼っているもしくは飼い始める友人や知人に譲ることです。特にペットの飼い始めは必要なものも多く、何を選べば良いのかわからない事があります。
必要なペット用品を選ぶときに、譲ってもらったもので試せるのことはとてもありがたいものです。また、ペット用品を譲る時に、使用上の利点や難点なども一緒に伝えることができれば尚更良いのではないでしょうか。
友人や知人に譲る方法は1番簡単な方法となりますので、ぜひ周りに必要としている人がいないか確認してください。
フリマサイトやオークションに出品する
家から出ずにペット用品を処分する方法は、フリマサイトやオークションに出品することです。ただし、フリマサイトやオークションに出品する際はサイトへの登録が必要となり、配送する際には梱包する手間がかかります。
フリマサイトやオークションに出品すると、売却という形になるためお金が手に入るかもしれません。もちろんフリマサイトやオークションでは、売れるまでに時間がかかったり売れない場合もあります。
使っていないペット用品や必要なくなったストックなどは、一度フリマサイトかオークションに出品してみませんか。
ジモティーで希望者を探し譲る
友人知人で必要な人を探す以外にも、ジモティーを利用し希望者を探して譲る方法があります。地元の掲示板ジモティーなら、近所で必要としている人がいる場合手渡しで譲ることも可能です。
ジモティーで譲る場合は無料で譲ることも売却することもできるため、どちらで譲るかを決めることができるところがメリットとなります。
動物保護団体などに寄付する
ペット用品を処分する方法のひとつに、動物保護団体に寄付する方法があります。動物保護団体には多くの動物がいるため、ペットシーツやペットフードなどの消耗品が不足する傾向にあります。
そのため、消耗品は随時募集している団体が多く、近くの動物保護団体に問い合わせてみましょう。ホームページに必要なものを掲載している団体もあるため、各団体のホームページをご覧になってみませんか。
保護された動物たちを守るためにも、ペット用品を捨てる前に動物保護団体などに寄付することをぜひ一度検討しましょう。
不用品回収業者を利用する
最後は、不用品回収業者を利用する方法です。
エコ助っ人スタッフ
特に多数の不用品が出た場合や一つ一つが重いペット用品は、自治体の場合家の外まで自分で搬出する必要があります。不用品回収業者に依頼した場合は、家の中まで回収に来てもらえるため力のない方でも安心して依頼できるでしょう。
譲ったり売却する前に準備しておくこと
新品のペット用品の場合は問題ありませんが、少しでも使用したものはペットの臭いがついていることもあり、譲ったり売却したりする前に準備しておく事があります。本項目では、2点ほど事前に準備することをまとめていますのでご一読ください。
布製品はペット用洗剤で洗って清潔にする
布製品は特にペットの臭いがつきやすいため、ペット用洗剤できれいに洗う必要があります。通常の洗剤で洗ってしまった場合、香料が入っている事が多く別の匂いがついてしまい譲渡先でペットが使ってくれない事があります。
また、ペットが病気にかかっていた場合も、清潔に洗浄する必要があります。布製品のペット用品は無香料のペット用洗剤を使用して洗い、清潔な状態で譲渡や売却をしましょう。
ペット用ケージは洗ったり拭き掃除したりしておく
ペット用ケージも同様に、清潔な状態で引き渡す必要があります。大型のものなどは洗いにくいですが、風呂場や外などでペット用洗剤を使い洗ったうえきれいに拭き掃除をしましょう。
金属製のものは濡れたままにしておくと錆びてしまう可能性があるため、水洗いをした後は必ず水分を拭き取ります。譲渡先・売却先のペットの子が快適に暮らせるように、しっかりと清掃するようにしてください。
ペット用品の処分にかかる費用の目安
本項目では、いくつかあるペット用品の処分方法にかかる費用をみていきましょう。ペット用品が45lのゴミ袋に入り5kgを超えない場合は、分別して自治体の収集日に排出する事が1番安く0円で処分できます。
大型のものや重いものなどは、粗大ゴミです。神戸市では大きさや品目によって処分費用が異なり、300円〜3,000円の間の5段階となっています。
フリマサイトなどに出品する場合はサイト登録などの手間がかかりますが、基本的に0円です。多量の不用品が出た場合は不用品回収業者に依頼しますが、カゴ車に積み放題のプランで5,000円〜の料金設定となっています。
下記にペット用品の処分にかかる費用の一覧を用意しましたので、ご覧ください。
自治体の可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分する | 0円 |
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自治体の粗大ゴミとして処分する | (神戸市)300円〜 |
フリマサイト・オークションに出品する | 0円 |
不用品回収業者を利用する | カゴ車積み放題プラン5,000円〜 |
ペット用品の処分を不用品回収業者に依頼するのがおすすめのケース
本項目では不用品回収業者に依頼した方が良いのか悩む人のために、こんなケースは不用品回収業者に依頼した方が良いという点を3つあげています。
自分自身に当てはまると思った方は、一度不用品回収業者に相談してはいかがでしょうか。
- 大型のペット用品を処分したい
- 分別が面倒なペット用品を処分したい
- 大量のペット用品を処分したい
大型のペット用品を処分したい
キャットタワーや大型ケージなど大型のペット用品を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。自治体の粗大ゴミとして出す場合は家の外まで自分で搬出する必要がありますが、大型のペット用品は重量や大きさから1人で移動させることが大変なことがあります。
自分で搬出することが難しい場合不用品回収業者に依頼すると、家の中まで回収に来てもらえるため重量のあるペット用品でも安心して処分することが可能です。
分別が面倒なペット用品を処分したい
電池で動くおもちゃや金属の格子・プラスチックのケースを使ったキャリーやケージなど分解して分別する必要があるもの・大量にあるペット用おもちゃなど分別が面倒な場合も、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。不用品回収業に依頼した場合面倒な分別作業も行ってくれるため、分別していない状態でも処分することが可能です。
仕事などで忙しく分別する時間がない方や分別するのが大変なほど大量にある場合は、一度不用品回収業者に依頼してみませんか。
大量のペット用品を処分したい
おもちゃやペットフード・ペットシートなどの消耗品は、安い時にたくさん買って自宅にストックしているものがついつい多くなってしまいます。そのため飼っていたペットが亡くなったとき、ストックしていた消耗品や大型のペット用品まで全てを大量に処分したい場合は、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
特に大型のペット用がある場合は自治体で処分すると1回では処分しきれず、何度も頼まなければいけません。
エコ助っ人スタッフ
ペット用品の処分ならECO助っ人におまかせ
ペット用品だけでなく、不用品全般を簡単に処分したい方におすすめの不用品回収業者が「ECO助っ人」です。本項目では、ECO助っ人の魅力について紹介します。
ECO助っ人は24時間365日受付可能で最短即日お伺いとなっておりますので、不用品を素早く処分したい時に安心してご依頼ください。また、1点から大量の不用品まで、どのようなご依頼にも対応いたします。
ECO助っ人では大量のご依頼の場合は、お得な定額パックもご用意いたしております。現在WEB限定割引を実施しており、最大で10,000円お安く定額パックをご利用いただくことが可能となっております。
女性スタッフも在籍しており、一人暮らしの女性の方も安心してご相談いただけます。荷物の量がよくわからないという方はダンボール○個分などのざっくりとした説明でも大丈夫ですの、電話でご相談ください。
不用品にお困りの方は、出張見積り無料のECO助っ人へぜひ一度ご相談ください。
対応速度 | 最短即日伺い |
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回収可能な不用品 | 家具、家電、衣料、ペット用品など |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-109-089 |
公式ホームページ | https://pt-bank.jp/ |
ペット用品を処分する際によくある質問【Q&A】
ペット用品を処分する際、どうしたらよいのか疑問に思うことがあります。本項目では、ペット用品の処分に関する疑問の中から特によくある「供養はするべきか」「料金を安く抑えたい」「処分する判断基準」などの質問を5つご紹介します。
【Q2】亡くなったペット用品を処分する場合は供養したほうがよい?
思い出が詰まっている分ゴミとして処分してしまうのも気が引けるペット用品の場合、供養をするという方法があります。供養することで育てていた方の気持ちが落ち着く場合やお別れで後悔したくない方などは、ペット用品も供養をおこなった方がよいと言えるでしょう。
家族の一員として育てていたペットが亡くなってしまった時、ペット葬などでお葬式をおこなった後に使っていたペット用品をどう処分しようか悩む方も多いと思います。現在ではペットの遺品供養としてお寺や神社で供養をとり行ってもらう方法がありますが、自分で探すのも大変なため遺品供養の代行業者利用する人も多くなっています。
代行業者の利用方法は簡単で、遺品を郵送し供養してもらう方法が多数を占めています。愛犬のペット用品をゴミとして出したくない方や供養をしてあげたい方は、遺品供養代行業者に相談してはいかがでしょうか。
【Q2】ペット用品の処分費用をかけたくない場合のおすすめの処分方法は?
ペット用品の処分費用をかけたくない場合は、自治体のゴミ収集に出す方法がおすすめです。自治体のごみ収集に出す場合、分別や搬出場所までの移動などの時間と手間はかかりますが、基本的には0円で処分が可能です。
大型のものでも分解や解体することにより45Lのゴミ袋に入り1袋内を5kg以下であれば、素材ごとに分別し収集日に収集場所まで搬出すれば0円で処分できます。ただ、あまりにも量が多くなる場合は、日にちを分けて搬出する必要があります。
分解、解体、分別、搬出の時間と手間がかかっても安く抑えたい方は、自治体のゴミ収集を利用してください。
【Q3】面倒なく簡単にペット用品を処分するおすすめの方法は?
面倒なく簡単にペット用品を処分できる方法は、不用品回収業者に依頼することです。不用品回収業者の場合自治体のゴミ収集を利用するときと違い、分解・解体・分別・搬出は回収業者が全ておこなってくれるという利点があります。
多数の不用品回収業者は24時間365日受付可能な所が多く、仕事などで忙しい方も仕事終わりに相談できます。また即日対応可能な業者も多く、早くペット用品を処分したいという人にもおすすめです。
不用品回収業者に依頼した場合、ペット用品だけでなく他の不用品や粗大ゴミも一緒に処分が可能なためペットがいた部屋を丸々掃除したい方も安心して相談できるでしょう。処分の手間を最小限に減らしたい方は、不用品回収業者に相談することをおすすめします。
【Q4】使用後のペット用品は売却不可や買取不可になりやすい?
使用後のペット用品は、ショップでの売却や買取を依頼しても「売却不可」や「買取不可」になることが多くなりる傾向にあります。動物は自身の臭いと違う臭いがするものは使用しないケースが多く、購入しても使用しなかったりするため買取に応じてもらえないことがあります。
ショップで売却や買取してもらう場合は、一度も使用していない品を持っていくことをおすすめします。また、フリマサイトなどでは、使用済みなどの表記をしておけば買ってもらえることもあります。
ショップで売却できなかった場合は、フリマサイトでの売却や友人知人への譲渡を検討ください。ただし、一度でも使用した場合は、売却や譲渡前にしっかりと清潔に洗浄するように心がけてください。
【Q5】どんな状態のペット用品は処分すべき?判断基準は?
ペット用品は状態によって処分方法が異なるため、「必要ないと感じた時に処分する事」が推奨されます。使っていないものや1度か2度だけ使ったものなどは、売却できることもあります。
またボロボロになって買い換える場合は、自治体で分別処分する必要があります。数が多くなる前に少しずつ処分をすることで、分別の時間や手間が少なくなるため少量でも必要がないと感じた時は迷わず処分しましょう。
また、状態が良く元々の値段が高いペット用品などは譲ってほしいという人も多いため、売却などを検討してはいかがでしょうか。
【まとめ】自分の都合によい方法で正しくペット用品を処分しよう
現在では、家族の一員として暮らしているペットに関する様々なペット用品が売られています。またペットのためにと思ってついついペット用品を買い過ぎてしまうこともあり、ペット用品の処分に困っている方も多いでしょう。
ペット用品の処分方法には自治体のごみ収集から売却や寄付まで様々あるため、自分に都合のよい方法で正しく処分できれば良いのではないでしょうか。本記事が、ペット用品の処分に困っている方の参考になれば幸いです。